外壁塗装工事の流れ

足場を仮設して、壁の汚れ・チョーキング等を落とすために高圧洗浄をかけます。

クラック処理として、変成シリコン（ノンブリード）で割れを塞いでいきます。変成シリコンというコーキング材は普通のコーキング材と違い、上から塗料を塗ることができますので、塗装する際にはこのタイプを使用します。ノンブリードというのは、通常の変性シリコンを使用しますと、塗装後数年経つとコーキング跡に汚れが付着し、そこだけ色が変わってしまいますが、ノンブリードタイプを使えば、年数が経っても色が変わるということがありませんので、塗装の際にはこのタイプを使用します。

サイディング間のコーキングの劣化も目立ちましたので、撤去した後、同じ材料を使いコーキングの打ち替えも行っています。

窓・玄関等に塗料が付着しないように、養生していきます。

塗料の付着防止はもちろんですが、塗装のラインをきれいに出すためにも重要な作業となります。

この養生の出来しだいで、外壁塗装の出来が決まるといっても過言ではありません。

軒天・破風板の塗装をしていきます。

今回は、軒天にはニッペ　ケンエースGⅡ（下塗り不要）、破風板の下塗りにはニッペ　1液ファインウレタンU100木部用下塗を、上塗りにはニッペ　１液ファインウレタンU100を使用しています。

外壁の下塗りをしていきます。

今回は、エスケー化研　水性ソフトサーフSGを使用しています。

この下塗材は、密着性を高めるのはもちろんですが、外壁面の微細なひび割れ等も消し、カバーしてくれるので、非常に便利な塗料です。

中塗り・上塗りをしていきます。

今回は、エスケー化研　水性セラミシリコンを使用しています。

雨樋の塗装をしていきます。

今回は、ニッペ１液ファインウレタンU100（2回塗り）を使用しています。

トタン部・水切り部の塗装をしていきます。

今回は、下塗りにはニッペ　１液ハイポンファインデクロを、上塗りにはニッペ　１液ファインウレタンU100を使用しています。

このあと、養生をはがして、塗り残し・不備がないか最終チェックします。

問題がなければ、足場をバラして、周りの清掃、植木・荷物等の移動をおこないます。

これで工事完了となります。